あの風に吹かれて 〜blowing the wind〜

「風に吹かれて」徒然なるままその日暮らし。気づいた事感じた事を勝手に書き綴っていきます。

dogs on the beach

今日もまた、高い波とは無縁だった。


あれからずっと、来る日も来る日も


僕は何度もパドを繰り返すだけ。


西を見つめるだけの不毛な作業。


君は砂浜からあの水平線の彼方に


沈む夕日を眺めていて。




ようやく僕が陸へ向かい始めると、


君は舌を出して嬉しそうに踊り出す。


アボリジニと彼らもきっと。




あの波が、あの風が。


明日はきっと、掴めるはず。