「生業セラピスト」が障害について思うこと。
プロフィールにも書いていますが、
普段私は、
オキュペーショナルセラピスト
occupational therapist (OT)
という仕事をしています。
日本語名は作業療法といいますが、
私はこの作業療法という名前が嫌いです。
「occupation 」の訳として正しいのは、
「生業」
だと思っています。
御存知の方も多いのかもしれませんが、知らない方もまた多いのが事実です。
もし初めて聞いたのであれば、これを機にそんな職種があることも知ってもらえたら幸いです。
ご本人が病気になり、入院されたような方ならば知っているのかもしれませんが、普通に生活していれば会わない職種かもしれません。
この13年間でたくさんの障害を持った方々と関わって来ましたが、あまり特別に感じたことはありません。「個性の一部なのでは?」と感じます。
そして、特に精神疾患や生活習慣病に関しては、環境因子が強く影響している気がしています。
相互作用なのだとは思いますが、これは治療に関わる上で重要なファクターだと思っています。
人は役割が違います。家族、友人、他人。
同じことを話しても、人によって影響は全く変わります。
そしてここが大事なポイントなのですが、
裏を返すと
「自分が変わると相手が変わる」
のです。
この視点が欠けた人が本人、あるいは他人の症状を悪化させることが多い気がします。
アドラー心理学ではないですが、一見気を使って荒波を立てないように取り繕うタイプの人です。
自己主張は度が過ぎれば嫌われるのかも知れませんが、影で溜め込むことは人格破壊につながります。
なんか、過熱してしまいましたが私は
「オキュペーショナルセラピー」
は専門家が居なくても自分や周りの人で出来るものだと思っています。
世に浸透して、皆が少し意識を変えるだけで世の中の見え方が変わり、より生活しやすい社会に徐々に波及していく気がします。
もし興味があればご質問いただいても構いませんし、困っている人は少し
「オキュペーショナルセラピー」
について調べてもらえたら、ヒントがあるかも知れません。
余談でした。
引き続き、ポエムの応援もよろしくおねがいします。
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