あの風に吹かれて

徒然なるままにその日暮らし。この世は不条理な事ばかり。なすがまま流れに身を任せ。「風に吹かれて」感じるより考える事が当たり前の人の世を、ありのまま書き綴ります。

最後の恋は、真実の鏡へと通じる道

澄み切った風が爽やかに吹く、


ネルソンベイの橋の上。


夜空にはミルキーウェイが光を放つ。


今、君の手を握って。君の顔を見つめて。


君の瞳が眩しいけど、もし僕が


真っ直ぐ見つめることが出来たなら。


僕はもう何もいらない。


きっとこんな気持ちは。


だから。


勇気を出して覗き込む、


水に映りし月の光。


その鏡の向こうに映る姿こそ。


鳥の声に…

なんもやる気がしなくて


とりあえず、芝生の上でぼーっとしてみる。


飛行機の風を裂く音が少しずつ遠のく。


ツバメは巣を作り、「チュチュッ」と可愛らしい声をあげる。


生きる意味って、人がいて成り立つもの。


頭ん中空っぽは確かに気持ちがいいけど、


やっぱり誰かを想ってるのが、


想えている時、生きてる事を感じられる。


出会いの数だけ「別れ」がある。


でも別れの数だけ「出会い」はあるのか?


君に出会うため、そして君を守るため。


僕は生きているのだと思う。