「0:13」
君はもう夢の中だろう。
扉を開けた向こう側。
表層意識のずっと向こう側。
現実の、夢の、意識の狭間って。
「魂」ってやつなのかな?
だれか歌った。
「きっと君は僕は夢見がちだっていうんだろ?」
彼の夢。
君は今どんな夢を見てるのだろう。
イメージしてごらん。
心の中が、「ジーン」としたなら。
いつか、君も僕らと一緒になれたなら。
「0:13」
君はもう夢の中だろう。
扉を開けた向こう側。
表層意識のずっと向こう側。
現実の、夢の、意識の狭間って。
「魂」ってやつなのかな?
だれか歌った。
「きっと君は僕は夢見がちだっていうんだろ?」
彼の夢。
君は今どんな夢を見てるのだろう。
イメージしてごらん。
心の中が、「ジーン」としたなら。
いつか、君も僕らと一緒になれたなら。
2100年。某校舎の片隅で。
つまらなそうにキミが眺めている、
近代史のあるページ。
「19〇〇ー20〇〇」。
どんな偉人が知らないけど、
楽な名前でいてほしいと思う。
ロゼッタストーンを知ってるかい?
案山子の予言は?
この世の果ての一角獣は?
インドの果てには全てを書き記したはがあるという。
時間の流れは一定なのか。
マルコポーロもマゼランも。
そして消えていった数々の名も無き冒険者達も。
「キミ」のミライ航路は誰も知らない。
いつかキミが、誰かが書き記すまで。
あの晴れた春の朝。
車に乗り込む君が、閉めたドアが
君の、そう、爽やかな香りを運んできた。
時間は流れ、季節は変わり、
太陽が照りつける、
夏の暑い日に、
焼けた肌が似合う、君の風はもう居なくて。
君の心に吹く風に、
どんな気持ちが湧いたとしても、
僕は見抜く事はもう無理だろう。
凍てつく隙間風に、
どんなに震えていたとしても。
それでもずっと。
きっとずっと…