あの風に吹かれて 〜blowing the wind〜

「風に吹かれて」徒然なるままその日暮らし。気づいた事感じた事を勝手に書き綴っていきます。

2017年7月のブログ記事

  • 車窓からの景色

    新宿へ向かう上り線急行列車の 高速に流れ行く景色の中に、 ふとあの時を思う時。 車窓から見えた一つ一つに、 それぞれの想いが詰まっていて。 朱色に染まった夕暮れの雲は なぜか涙を誘い出す。 時は流れ、人は移ろい、 それでも日は登り、沈む。 風は吹き、森は揺れる。 散った夢はいつかまた誰かの中に宿る... 続きをみる

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  • IMA-GINE

    「0:13」 君はもう夢の中だろう。 扉を開けた向こう側。 表層意識のずっと向こう側。 現実の、夢の、意識の狭間って。 「魂」ってやつなのかな? だれか歌った。 「きっと君は僕は夢見がちだっていうんだろ?」 彼の夢。 君は今どんな夢を見てるのだろう。 イメージしてごらん。 心の中が、「ジーン」とし... 続きをみる

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  • ミライ航路

    2100年。某校舎の片隅で。 つまらなそうにキミが眺めている、 近代史のあるページ。 「19〇〇ー20〇〇」。 どんな偉人が知らないけど、 楽な名前でいてほしいと思う。 ロゼッタストーンを知ってるかい? 案山子の予言は? この世の果ての一角獣は? インドの果てには全てを書き記したはがあるという。 ... 続きをみる

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  • すきま風

    あの晴れた春の朝。 車に乗り込む君が、閉めたドアが 君の、そう、爽やかな香りを運んできた。 時間は流れ、季節は変わり、 太陽が照りつける、 夏の暑い日に、 焼けた肌が似合う、君の風はもう居なくて。 君の心に吹く風に、 どんな気持ちが湧いたとしても、 僕は見抜く事はもう無理だろう。 凍てつく隙間風に... 続きをみる

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  • 雛 その2

    こっちの方がわかりやすいかなぁ。 写真を撮ろうとすると「コツ」 っと威嚇の音を出すので、これくらいでやめときます。

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  • 雛。

    庭の木の中に鳩が巣を作っていました。 二羽の雛がいるのですが見えるでしょうか? 灰色っぽいのがそれです。

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  • 完璧な〇〇

    どんな完璧な数式も、 どんな精密な装置も どんな明瞭な映像も どんな熟考された哲学も。 僕や君を作る事は出来ない。 もしも、ドラちゃんや御茶ノ水博士がいても。 けれどももし君が心の中に 小さな花を描けたなら。 それは君の真実だから。 安心して、大切にすればいい。 それが確かに思えるならば。 それが... 続きをみる

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  • ギンリョウソウ

    信州山中で見つけました。 龍の顔みたいで可愛くないですか?

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  • the first day 〜太陽が破裂した日〜

    あの僕らを包んだ灼熱の太陽が、 光を失い始めていた。 そして「あの日」がやってくる。 西に沈む眩しい「黄色い」太陽が 眩い光と共に消えたんだ。 僕らはあっという間に静かな暗闇に迷い込む。 見えてるものが、聞こえてるものが。 激しい風が吹き荒れ、 やがて静寂がやってくる。 そしてその時わかったんだ。... 続きをみる

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  • birthday song

    仄暗い海底に、微かな光が差し込む。 海面から薄緑の一筋の線が私に届く。 「生んでくれた事に感謝する。」 君がそう私に言ったのは、28歳の誕生日。 人は出会いを、生死を重ねて未来を創る。 朝日が昇り、日が暮れて。 春夏秋冬を繰り返しながら時を重ねる。 喜怒哀楽を重ね… 人は変われる…変わる。 自我が... 続きをみる

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