あの風に吹かれて

徒然なるままにその日暮らし。この世は不条理な事ばかり。なすがまま流れに身を任せ。「風に吹かれて」感じるより考える事が当たり前の人の世を、ありのまま書き綴ります。

夕焼け小焼けで。

ある時僕は気づいてしまった。


「それは勘違い」


ということに。


君がいくら笑ってくれて、どんなに僕を想っていると感じていても。


日が暮れて、夕日が空を染める街。


海風は柔らかく僕の肌を包み込む。


本当の事なんてわかるはずもなく、


また知る必要もない。


ただ、風が。


向かう明日に。


時と街と人

「ねぇ、ちょっとこっち向いて。」


ただ、その顔が見たいから。


気づかずに人は通り過ぎていく。


始まりと終わりがあるにしても、


命とは、どこまで行っても自分だけのもの。


他人の生き死には、自分の生死の間にだけ起こる事情。


それでも誰かの息衝きを感じて生きているのなら。


時はいつか全てを消しうるのか。


それとも…


気がつけば、いつでも。

時の流れは早くて、


気がつけばいつも、何か忘れたものを残したまま過ぎ去って行く。


両手に荷物を抱えた人は、常に何かを忘れて行く。


守るものがあることは、それだけ失うという事。

それに耐えうる覚悟がある者だけに、「それ」は与えられる。


今を生きるということは、何も持たない事。


ただその瞬間に、対峙する事。