あの風に吹かれて 〜blowing the wind〜

「風に吹かれて」徒然なるままその日暮らし。気づいた事感じた事を勝手に書き綴っていきます。

過去のブログ記事

過去(ムラゴンブログ全体)
  • Time goes by

    消えない過去や過ちが、 古びた捨てられぬアルバムの様に あなたに寄り添っているのなら。 私じゃない誰かが、 あなたの胸の奥まで穢すなら。 空を見上げて息を吸う。 10と半分だけ、リズムを心に刻む。 明日という日は まだ誰の世界にも染まってないから。 ただ過ぎて行く時間を、 過去と他者の幻想を抱いて... 続きをみる

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  • 多摩川の河川敷

    「彼についていくわ。」 君はそれっきり、僕の前から居なくなった。 河原で何を話したか、 緊張していた僕は何も覚えていないけど。 河原を走る少女に、 あの日の君を重ね合わせる。 僕がもう少しだけ大人だったら。 いつもその繰り返しだから。 だからきっと、君はきっと。

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  • 過去を「捧げる」

    無邪気に未来を語り、互いを傷つけ、 さらにその傷を舐め合った日々。 「友とは永遠に…」 あの日、彼は何を手放し、何を得たのか? 人の記憶は、虚ろいやすく彷徨える存在。 きっとみんなの信じた 因果律の奏でるカルマの 前後に繋がる螺旋が現世なのさ。 「今を生きる」 ティーチャーはそう言ったけれど、 そ... 続きをみる

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  • ただ、生きるという事。

    「あなたといた」過去は、過ぎ去りし幻影。 今という時の中で、記憶に映りし夢のよう。 1秒先の未来すら、誰にもわからない。 なのに僕らは「過去」を繰り返そうとする。 誰もが消したい悲しい過去を。 楽しい未来が、だれにも保障できないものだとしても それが全ての人が不可能だと諦めようとしても。 「1秒先... 続きをみる

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  • 「不確かさ」という現実の先

    アヒルの子は、絶対白鳥にはなれない。 けれども醜い幼虫が、 虹色の蝶になる日は必ず来る。 僕や君は、美しい羽の代わりに 丸くて重い頭を抱えて生きる。 扱いの難しい、やっかいなやつだけど、 こいつのお陰で 辛い過去を理解し、 夢見る未来を想像出来る。 アヒルの親には見抜けない。 カラスの色では光らな... 続きをみる

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  • 山の仙人

    「分かってるんだろ。全部。」 あなたは私の目をじっと見つめる。 私はただ吸い込まれるように、あなたの瞳から目が離せなくなる。 不思議に酔わない酒と、凛と張り詰めた山小屋の空気。 あなたはまた豪快に飲み始める。 「命とは、酒なり」 あなたは何をみて来たのか。 私は何も知らない。なにも分からない。 た... 続きをみる

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