うろこ雲
「風が冷たくなってきたね」
そう言って震える君。
あの時肩をぎゅっと抱きしめたなら、
今もそばにいられたの?
僕はきっと、そう。
大切なことに何も気づかずに。
君の心の「うろこ雲」を、
ただ儚いと感じていた。
そして熱い季節は過ぎ去り、心は枯れて…
「涙」は二度戻らぬ水。
うろこ雲はまた、あの季節を。
秋風といっしょに、心の隙間を吹き抜ける。
「風が冷たくなってきたね」
そう言って震える君。
あの時肩をぎゅっと抱きしめたなら、
今もそばにいられたの?
僕はきっと、そう。
大切なことに何も気づかずに。
君の心の「うろこ雲」を、
ただ儚いと感じていた。
そして熱い季節は過ぎ去り、心は枯れて…
「涙」は二度戻らぬ水。
うろこ雲はまた、あの季節を。
秋風といっしょに、心の隙間を吹き抜ける。
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