小説のブログ記事
小説(ムラゴンブログ全体)-
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まずはJKローリングさん。 ハリーポッターシリーズの作者。 トランスジェンダーについての発言 続いてカズオ・イシグロさん。 2017年ノーベル文学賞受賞。 皆さんはこの2つの記事に何を感じられましたか? 一つ言えるとするならば、それは彼らでなければ言えない事、 つまり、気づかず、仮に気づいたとして... 続きをみる
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名前はまだない。 君にも名はない。 死ぬまで誰も名付てはくれないだろう。 なぜなら私も君も「蟻」だからだ。 我々にはアイデンティティなど必要ないのだから。 巣を出て、仲間の作った道を辿り、餌を見つけて帰ること。それが役目だ。 サボる仲間もいるが、私には関係はない。 体の動く限り仕事をすること、 そ... 続きをみる
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「あの日の弁当の材料が、何もなかったから芋のつるを入れたのよ。」 女学校時代を語るあなたは、背中が曲がり歩くことすらままならない。 おまけに生きる意欲を失い、誰が声をかけても病床のベットから起きようとしなかった。 「小説は好きだったの。〇〇さんとか」 あなたは次々と、私の知らない名前を悠然と語る。... 続きをみる
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わたしがいつでもあなたを想っていたとして、 報われるとは限らない。 あなたが私を想っていたとして、 私がそれに応えられるとも限らない。 そんな馬鹿な事ばかり、気持ちに焦りが募るのは きっとアレのせいなのね。 「一番大切なものって何?」 失いたくないものって。 私には解らない。『わからなかったわ。』... 続きをみる
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あの彗星は1億年に一度の旅を終えた。 「あの土産」が届いたのなら、 バルジが爆発を起こすのとは 逆の現象が起こる。 あいつの命を賭けた、 長い旅路の終着点は、 黄色い星だったって事。 その光は、もうすでに僕や君にも届いている。 さぁ、僕らも「あの切符」を探しに行こう。
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未来を見通すことの出来る案山子さん。 あの日聞いたあの声を。 真っ青な空に吹いた風の声。 あれから時は流れ、 私はこんなにも大きくなりました。 じっとただ、あなたが私を見上げ、 私があなたを見下ろす、この日まで。 ただ空を目指し、光を求めて生きる事。 私は誰かの宿り木で、 誰かのために生き、そして... 続きをみる
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普段は流行り物好きなのですが、 たまに、ふと人生に立ち止まった時、 古い作家の小説を僕は読みます。 何でかと言えば、 そこに人として普遍の事実が ある事が多いからです。 時代の流れが早い昨今、 皆さんはどうやって自分を見つめますか?
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僕は本を閉じ、外を眺める。 色彩を持たない、この世界の空の果てがどこなのか想像しながら。 僕の半分は君で、君の半分は僕で出来ていて。 そんな事も知らずに生きているから、また大切な事を失って。 失ってから気付くのは何故?いつも、どうしてそうなのだろう。 影に映りし残像が、誰かと重なるその日まで。
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「My dearest」 it was just written at front of envelope. and the back was 「from your soul friend.」 i opened the envelope and got out the manuscript to ... 続きをみる