「脳科学」は「科学」ではないのか?
昨日も、スウェーデン福祉事業の代表をしていたブランディングの専門家とのミーティング。
彼は本当に博学で知らないことはないのではないかと思うけれども、やはり人の脳の限界はある。
テンプル・グランディンさんの事は知らなかった。
それはさておき彼から
「脳科学は科学としては認定されていない。」
との言葉があった。
脳科学(のうかがく、英: brain science)とは、ヒトを含む動物の脳と、それが生み出す機能について研究する学問分野である。対象とする脳機能としては視覚認知、聴覚認知など感覚入力の処理に関するもの、記憶、学習、予測、思考、言語、問題解決など高次認知機能と呼ばれるもの、情動に関するものなどである。
彼が言いたかった事は、エビデンスが信頼に値するレベルに達したものがない
ということだと思う。
人間の人体は小宇宙の様だと、作業療法士として臨床で患者さんを見ながら感じていた。
また人の存在自体も宇宙の様に感じていた。
そもそもサイエンスとは、目に見えぬ事を証明するためにある様なものだろうし、
人の脳があるから、宇宙という概念を認知できる。
その脳を科学することは、宇宙を理解することとある意味イコールに近いように思えるし、
その先に新しいパラダイムシフトがある様にも思える。
AIがもしかしたら人間の脳を理解する方が、人間の叡智が証明するよりも早い様な気もする。
いずれにしても2021年を生きる僕にとって、命あり、人や宇宙、地球の神秘に「心」を踊らせる事は、生きる体験を日々送れているこの時代に生きれていることは幸せな事だと思う。
感謝。
写真は一切関係ありません。
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